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クラリネット奏者の痛みについて

クラリネット奏者の痛めやすい場所は「親指」もしくは「手首」腱鞘炎ではないでしょうか?

もし自分がクラリネットという楽器を演奏しようと練習すると絶対痛くなると容易に想像できます。

さて「腱鞘炎」についてですが、主に楽器の持ち方に原因があります。

クラリネットを構えた際にサムレストという場所に右親指を当て安定させるため無理な力が加わり続けます。

親指を開き手関節・CM関節(母指手根中手関節)を固定するため長母指外転筋腱、短母指伸筋腱に負荷がかかり炎症を引き起こします。

初心者は力の入れ方が把握しにくく、またプロの演奏者は長時間の演奏・リハーサル・個人練習が影響し、音の違うクラリネットを使用する際は大きさ・長さが変化するため演奏すると姿勢、手や首のポジションがかわります。

クラリネットは木管楽器で息を吹くため呼吸筋が疲労しやすくなります。

呼吸筋は主に胸鎖乳突筋、斜角筋、肋間筋、腹筋などの首・肩周囲に多くあり、呼吸筋が疲労し緊張すると姿勢不良、神経疲労、酸欠、コリが引きおこり演奏パフォーマンスが低下します。

ソネイチ鍼灸整骨院では腱鞘炎を治療する際は手関節周囲はもちろんですが、呼吸筋・首肩・腹部・背部も視野に入れ、多角的な範囲から施術いたします。

早期改善・施術効果を高めるため鍼灸施術との併用治療をおすすめいたします。

■その他には痛めやすい場所

1、指・手首(持ち方、サムレスト)

2、唇(咥え方、口内炎)

3、顎(噛みすぎ)

4、喉(アンブッシュ、息の拭き方)

5、首(姿勢、ストラップ)

などがあげられます。