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豆知識集「なぜ鼻の穴は2つなのか?」

  • なぜ鼻の穴は2つあるのか?

[どちらか一方の穴は常に詰まっている!?]

人間には左右対称の部位がたくさんあります。

目、耳、手、足などがその代表的なものです。

これらは左右に分かれているので、ひとつひとつが対照的にあってもなんら不自然ではありません。

では、鼻の穴はどうでしょう。

体の中心にそって存在する鼻というひとつの部位ではありますが、穴は2つ存在しています。

口やへそも体の中心にありますが、穴はひとつです。

なぜ鼻だけが、ひとつの部位にも関わらず2つの穴が必要なのでしょうか?

この理由には諸説あります。

まず、鼻の穴は一日中どちらの穴も同じように通っていることなく、どちらかの穴がいつも詰まっています。

鼻の穴はそれぞれ左右の肺に対応しており、片方ずつ肺を休ませているのだというのです。

また、鼻から喉につながる部位の構造にも理由があるといわれており、もし鼻の穴がひとつしかない場合、鼻の穴でスクリューのような乱気流が起こって呼吸がしにくくなるようです。

鼻の穴が2つあるのは、人間だけに限ったことではなく、ほとんどの動物に当てはまることです。

鼻は呼吸器、また感覚器として大切なものです。

生命体の持つ機能に、意味のないものなどないということがよくわかります。

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