骨端症(こったんしょう)」
成長期の子どもにみられる骨の成長軟骨(骨端核)に異常をきたす疾患群です。
特定の1つの病気ではなく、複数の疾患の総称。
これらは、一般的に成長軟骨への血流障害や負荷などが原因で発生し、一時的または永続的な骨の変形や痛みを引き起こすことがあります。
下記にていくつか紹介します。
自分のお子さんの痛みが当てはまるか確認してみてください。
①ペルテス病
・股関節(大腿骨頭)の痛み
・膝に痛みを感じる事もある
・5~10歳に多い
・男児>女児
②オスグット・シュラッター病
・膝下(脛骨粗面)の痛み
・思春期に多い
・男児>女児
・成長痛、スポーツ障害
③シーバー病
・かかと(踵骨骨端)の痛み
・10歳前後に多い
・男児>女児
・スポーツ障害が多い
④ケーラー病
・足の甲(舟状骨)の痛み
・3~7歳
・男児>女児
⑤フライバーグ病
・第2中足骨骨頭の痛み
・10代後半~20代前半
・男<女

症状が当てはまる場合は一度ご相談ください。
レントゲン撮影などで詳しく分かることもあるので、痛みが強いようでしたら整形外科の受診をオススメします。